小細胞肺がんになった父

2016.7月57歳で小細胞肺がんと診断された父の経過〜仕事〜お金についてのリアルな話

オキシコンチン オキノーム

痛み止め麻薬を使うようになってる。

背中のいろんなところが痛いらしく、痛み止めの湿布をたくさん貼ってる。

 

時間の感覚がすごい遅く感じるようで何回も時間聞いてきては、えーってびっくりしてる。

今日はたくさんお見舞いに来てくれて、友達もたくさんきてくれた。

やっぱり話してる時は昔の父さんに戻って楽しそう!!

父さんの妹たちもきて私の従姉妹も来てたくさん笑って妹が作ってきた巻き寿司をパクパク食べてた。

食欲なかったのにね…

 

絶対たくさん笑って笑ってガンを消してやる!

って思ってるけど、こんなにも人を脆くボロボロにしていくガンの怖さ。

抗がん剤やらずに見つからなかったらまだ今までの父さんでおれたんかもしれん。とか思う。

抗がん剤はいい細胞まで攻撃する。

余命。

先生から話があった。

 

転院する方向でこれから話をすすめていきましょう

残りの時間を大切にご家族で過ごされてください

 

全然話が入ってこないしこの医者が言ってるのは信じられない

4月から新たに担当になったばかりの医者は信頼できない。

ついこの前まで仕事に行くって気力もあったのに、そこまで急激に急速に進むことってある?

なんで?

今までも実はそんな状態だった?

間質性肺炎の時に治療しなかったのはそういう意味だった?もう短いから?

どういうこと?意味がわからん、なんなん。

 

入院することになったら失業保険もらえんよね。やっと今月にはもらえるはずだったのに。ハローワークの担当者も転勤してる。

医者も転勤で変わった。

なんなん4月になった途端、運気が変わったように。

お先真っ暗になるじゃん。

お父さんやっとお金が入ってくるって安心してたのにもらえんねって言いたくない。

そんなこと知らんでいいしまた心配が増えるのはもういいよ。

どうしたらいいんじゃろ。

下半身付随

金曜日に入院してから土日で全く動けなくなる。

何で急に。オムツまでしてある。

お医者さんたちは早急に検査していくと。

 

検査結果

CT  MRI  脊髄に数十個転移しているからそれが急激にこう言った状態にした。

 

状況が変わりすぎてついて行けない。

本人が一番ついていけてないかもしれない、それともまだ治す気で希望を持ってるからまだ今だけって思ってるかも。

 

 

 

また入院

診察日からそのまま入院。

その前日足が動かない、病院行けないかも。ってメール

妹が迎えに行ってくれるそして、こっちでもう1人の妹の家に泊まらせる。

 

足が動かしにくい、車椅子に乗るって。

すぐ入院。

病室でいろんなお医者さんが来てチェックしてる。腰からきてるか。痺れがある

『前は左手だけじゃったけど最近足もおかしいんよね、やっぱり腰よね、力が入らん』

『退院してから3日くらいしてからかね〜足がね。』

口に出さんのんよね〜。今までどれだけの我慢を口に出さずに自分でのみこんできたんじゃろ。

ごめんね先に気づいてあげられんで。

ほんまにどうにもならんって思った時に言っても遅い事もあるから痛みがあったり変だと思ったら病人は口に出さなきゃ。

甘えなきゃ。

 

仕事を解雇

退院してまた仕事に行くつもりでいる本人。

もうこんなに入退院を繰り返してるのに。

『生活があるのにどうするんや。誰もせんのに。』

またすぐ入院するかもしれないから解雇してもらう。それである程度お金が入ってくるよってメールしたら『そうしようか。それがいいかも』って心配を減らしてあげるのが遅くなってごめんね。

お父さんは聞いたらだめなんじゃね、決めて勝手に進めてあげないとね。弱音は言わんのじゃね。

 

離職票が届き次第ハローワークへ。

ハローワークの日と退院後初めての診察日が重なって1日でいろいろ終わればいいね。

ハローワークでの手続きはスムーズに進み、

30年この仕事しかしてなかったんじゃね。

職人さんじゃもんね。頑張ってきたよね。

お、ちょっと待て私34歳なのに、足りない笑っ

ちょっと休もうね。

 

そういえばこの前の入院でお父さん誕生日58歳になった!

おめでとう!ごめんねグダグタでみんな集まるのが遅いし何も決めてなくて。

お父さんの希望することにしようって思ってたからその日にやりたい事食べたいものにしようとしてたけどなかなか決まらなくてイライラさせてしまったね。

『お前何も決めてないしなんしに来たんかわからんわ。もうたいぎーの。』

ムカついてひどいこと言ってごめんね。

ごめんなさい。

せっかくの誕生日だったのに。

もっと我慢したら良かった。我慢が足りなかった。

 

 

間質性肺炎から

そのまま日記も書いていない

入院して自然治癒するの待つって。

本人も楽になったみたい  はぁはぁ言わなくなってた。

退院して週末はお父さんの家に行く

 

たいぎそうに寝てたけど前みたいに息の苦しさはない

犬を預かってもらってたお父さんの友達の家へ一緒に行くと犬がすごい勢いでお父さんのまわりや私たちのまわりをずっと走って吠えてる

嬉しいんじゃね!!

お父さんは『うるさい!』っていつも通り言う

『はるんとこいっとけ!』って。笑

抱っこはできないみたい。

 

お父さんの友達はすごく優しい人だけどたぶん見たくないんだろうな、近くに来ない。

遠くから『どうね〜良くなったんね』って言いながら作業してる。

父さんなんか歩き方がフラフラしてる。

立ち上がった時にフラッとする。

目も見えにくいのか?

 

身体が痛いって言うから動かなくなって下でこたつで寝てるから変な格好で寝とんじゃないってことで上からベッドマットをおろしてみた。

34歳腰が痛い。息子が手伝ってくれてなんとか2人で。

父さんベッドにあがったら『あーこれがえーわ。』良かったね。ちゃんと布団で寝てね。

犬もずっと側から離れない。

一緒に寝てね。

また来週ね

 

 

間質性肺炎

診察

肺が結構白い

間質性肺炎かも?

腫瘍マーカー2000!?

 

明日から再び入院

 

夜、ヤケ酒飲みまくって暴れてる様子。

アルコールは絶対ダメって言われたのに。

明日病院行って話を聞いてみよう